マッシュグループのサステナビリティビジョン

お知らせ

1.マッシュグループが考えるサステナビリティ

マッシュグループは、「私たちの発想を形にし、人々に幸せを届ける。」という企業理念のもと、笑顔で世界を変えていくことを目指して「ウェルネスデザイン」というベーシックスローガンを掲げています。
あわただしい日々の中でも、自分らしく、楽しく、笑顔でいられる。そんな心豊かな時間がふえることこそが、いまの時代に必要な“ウェルネス”だと私たちは考え、デザインの力でその想いを次々に形にしてきました。 一日のさまざまなシーンにマッシュの商品が存在することで、多くの方に幸福を届け、そしてこれからもこれまで以上に、私たちの商品やサービス、アクションを通して、人のかけがえなのない時間を笑顔で埋め尽くしたい。 それこそが、発想を形にし、人々に幸せを届ける私たちの願いです。
その願いを実現するために、私たちは笑顔があふれる社会と、できるだけ美しい地球を次世代に残していくことが必要だと考え、多角的にサステナビリティに取り組んでいます。 ファッション業界においていち早く取り組んだリアルファーの廃止、リサイクル素材やオーガニック素材を使用した商品の拡充、什器や内装をはじめとする店舗の80%以上にサステナブル素材を使ったお店づくりの実施など、 事業を継続する上で可能な限り“サステナブルな選択”を続けています。
環境への負荷を減らしながら、これまで以上の魅力的な商品をつくり続けるために、いままでとは違うやり方に挑戦しながら、人も地球も笑顔にするものづくりを目指すことが、私たちの責任であり使命でもあると考えています。 すべては、まだ会ったことのない100年後の子どもの笑顔のために。

2.経営の重要課題

上記理念のもと、マッシュグループでは自社が誇るクリエイティビティを時代とともに進化させ、私たちにしかできない幸せをお届けしてきました。
これからも人々に幸せを届け続けるために、2030年とその先に向けてマッシュグループの取組姿勢や戦略をまとめています。
マッシュグループは、「私たちの発想を形にし、人々に幸せを届ける。」、「ウェルネスデザイン」という2つの理念のもと、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを実行し続けてまいります。 これまでにも、マッシュグループは社会のウェルネス、そして従業員も含めたすべてのステークホルダーのウェルネス向上のため、社会課題の解決に向き合ってきました。 昨今話題を呼んでいるCSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の、経済的価値と社会的価値をともに創造するアプローチは、当社理念とも合致するものと捉えています。
また、この度マッシュグループが考えるサステナビリティに関する取組戦略をSDGsの文脈で再解釈し、当社が社会課題を解決することで社会の持続的発展に貢献すること、 さらには中長期的な企業価値向上につなげることを目的に、5つのマテリアリティ(重要課題)を特定いたしました。この5つをマッシュグループの経営の重要課題として位置づけ、 ひとつひとつの課題解決に向けた取り組みを重ねることこそ、「私たちの発想を形にし、人々に幸せを届ける。」ことの根幹をなすと考えています。

3.マテリアリティ特定のプロセス

  • ステップ1

    社会課題の抽出

国連グローバルコンパクトの10原則やSDGsなどの国際的なガイドラインを踏まえ、社会課題を広範にリストアップしました。

  • ステップ2

    重要度評価

リストアップした社会課題と、マッシュグループの事業内容やサステナビリティに関する考え方と親和性の高い項目を2軸で総合的に評価し、重要度の高い項目を絞り込みました。

  • ステップ3

    妥当性の確認

策定プロセスおよび抽出した重要度の高い項目について、マネジメント層を含めた社内での議論に加え、有識者など社外のステークホルターとダイアログを実施し、妥当性を確認しました。

  • ステップ4

    マテリアリティの特定

取締役会での議論を経て5つの項目をマッシュグループのマテリアリティとして特定しました。取り組みの進捗や社会環境の変化等を踏まえて、定期的に見直していきます。

4.サステナビリティ方針

マッシュグループの企業理念やサステナビリティに関する取り組みを踏まえ、サステナビリティ方針を制定しました。社会の持続的な発展に貢献するとともに、マッシュグループの持続的な成長を目指すことを示しています。
① 事業を通じて、社会の幸せの創造に貢献します。
② SDGs達成を目指し、社会課題の解決に取り組みます。
MASHグループは、「私たちの発想を形にし、人々に幸せを届ける。」「ウェルネスデザイン」の2つの理念のもと、社会の持続的な発展に貢献するとともに、中長期的な企業価値向上を目指します。

5.マテリアリティ

For People
人々のしあわせのために

■ 取り組み
全社員の9割以上を女性が占めるマッシュグループでは、従業員の笑顔はお客さまの笑顔に繋がるとの理念のもと、ジェンダーによる格差のない労働環境を整備します。 また、LGBTQフレンドリーな商品・ブランドを通じて、さらに自由なファッション・ビューティーの楽しみ方の普及に取り組みます。

  • 従業員

    ・プラチナえるぼし認定取得に向けた段階的な取組推進
    ・持続可能な経営基盤の強化
    ・ウェルネス休暇
  • お客様

    ・ジェンダーフリー商品の開発
    ・心身ともに健康なライフスタイルの提供

■貢献するSDGs

For Product
真に意義のある商品・サービスを

■ 取り組み
当社商品の原材料調達においてサステナブル視点での改善に常に取り組み、意義のある商品・サービスの提供に努めています。 社会のニーズに応える商品の開発と同等に、リサイクル資材や再生素材を活用したサステナブルな素材開発からパッケージ素材の資源活用まで注力することで、事業を通してサステナブル社会の実現に寄与します。

・FUR FREE宣言
・長く使える質の高い素材・商品開発
・化学薬品不使用の「コスキチペーパー」の開発・利用
・リサイクル・サステナ素材開発および使用
・容器回収プロジェクト「Re Cycle Kitchen」
・洗剤等の量り売りによるゴミ削減「Refill Station」

■ 貢献するSDGs

For the Planet
美しい地球環境のために

■ 取り組み
商品のパッケージ・副資材から、販売のための店装に至るまで、社会・環境課題を考慮した上でサステナブルな社会を実現するための取り組みを継続します。 限りある水資源・森林資源の保全に加え、脱プラスチック素材の活用、消費後のリサイクルまで、商品のライフサイクル全体において社会・環境に配慮します。

・サステナブル素材を使用した店舗什器・内装
・サステナブル素材を使用した商品パッケージ・副資材
・ショッパー有料化・マイバッグ持参の働きかけ
・輸送資材削減のための「エコビズボックス」活用
・フードロス対策を徹底した社員食堂経営

■ 貢献するSDGs

For Partnership
支え合う社会の実現を目指して

■ 取り組み
芸術・文化・学術、スポーツなどの社会貢献活動に取り組むことで、あらゆる人へ広く活動の機会を提供し、支え合う社会を目指します。 また、事業を展開する地域におけるつながりを大切にするとともに、支援が必要な際には喫緊の課題の解決・改善のための取り組みを実行し、生活文化の向上・充実に貢献するよう努めます。

・チャリティプロジェクト「MASH PARK PROJECT」
・パラアスリート選手の社員登用
・障害者アートの展示・パフォーマンス機会の創出
・医療従事者向けキャンペーン
・中国における学生制服支援活動のための寄付

■ 貢献するSDGs

For Business
正しい経営基盤

■ 取り組み
全てのステークホルダー(株主様、お客様、従業員、社会、取引先)との円滑な関係を築き、経営の透明性・公正性を高め支持を得ることで、企業価値の最大化を図ります。 また、各事業の根幹課題としてグループ全体でCSRに向き合うとともに、サステナビリティ経営を推進することで、さらに加速させるよう努めます。

・2021年4月よりCFO体制導入、コンプライアンス室、海外事業監査室等を新設
・2021年4月よりCSR推進室を新設しSDGsの取組を統括

■ 貢献するSDGs